| バイリンガル教育のサポートとしてのテレビとビデオゲーム |
|
|
|
| 作者: Oliver 訳:Mina W. |
| 2010年 10月 05日(火曜日) 20:25 |
|
日独バイリンガル家庭の子どもたちの大半は、自分たちがドイツ語話者である親と話をする時にしか、ドイツ語を使いません。子どもたちが、その日本語環境の中で、比較的長い時間ドイツ語に触れる機会として、テレビとビデオゲームの2つがあります。もちろん、長時間メディア漬けになるのは問題ですが、こういった外国語メディアに触れる機会は活用すべきでしょう。なので、外国語メディアは、日本語メディアの代わりに使うのであって、それに足すべきものではありません。
DVDやビデオで、ドイツ語の映画を観るのが子どもたちは大好きです。子どもたちが、その キャラクターを絵本やおもちゃを通して知っている場合にはなおさらです(人気のある映画やシリーズ物のリストは末尾を参照してください)。とはいえ、ドイツ語のDVDは、日本で通常販売されているDVDプレーヤーでは再生できません。ドイツ製DVDはPALテレビ方式に対応しているのに対し、日本ではNTSC方式を採っているからです。なので、PAL方式が再生可能な「マルチフォーマット対応のDVDプレーヤー」が必要になります。日本では、この種のDVDプレーヤーは、「リージョンフリー〔世界対応〕」のDVDプレーヤーとして販売されています。現在、10,000円を切る価格で入手できますので、購入の際は、PAL方式に対応しているか、くれぐれも注意して下さい。DVDのリージョンコードは、日本とヨーロッパでは同じなので、重要ではありません(=どちらもリージョンコード2です)。ほとんどのパソコンでは、ドイツのDVDは、問題なく再生できます。 ビデオテープは、この間、ほとんど店では見かけなくなりました。とはいえ、そのため、売れ残り品や中古ビデオはとても安く入手できます。しかし、ビデオについても、PAL方式によるドイツのビデオは、通常の日本のビデオコードでは再生できません。残念ながら、マルチシステムレコーダーは、最近では、簡単には入手できなくなりました。 ドイツのビデオゲームも、言葉を学ぶ上での手助けとなりますが、ドイツ製のゲームは、ほとんどの日本のゲーム機では使えませんし、その逆もしかりです。でも、ニンテンドーDSは大丈夫です(DSシリーズやDSライトも同様ですが、最新のDSiについてはわかりません)。DSは、小型で携帯できるタッチスクリーン付きのゲーム機で、日本ではかなり普及しています。新しいもので、約15,000円から20,000円します。中古品も多く出回っていますが、画面に傷がついていないかよく確かめた方がいいでしょう。 現在のところ、ドイツのゲームのうち1つだけですが、自分たちが持っている日本のDSライトでプレイしてみました。「Lernerfolg Vorschule - Capt'n Sharky」というゲームです(amazon.deのサイトで、付加価値税込24ユーロです)。このゲームは非常におもしろく、確かに少しは勉強にもなります。もちろん、ゲームの内容も幅広く、非常に簡単なものから(例えば、3まで数える)、アルファベットや英単語までいろいろです。ただ、説明は、ちょっと長たらしいのですが。他にも就学前児童向けのDSのゲームがありますが、まだ試していません。 DSには、日本人がドイツ語を学ぶことのできるゲームもあります。たとえば「旅の指さし会話帳DSドイツ」(この間、値下げされ、amazon.jpで1000円です)。もっとも、バックミュージックにはイライラさせられますし(オフにすることはできないようです)、メニューガイドは面倒ですし、辞書機能もありません。 ドイツ製のDVDとゲームは、もちろんドイツで買って、日本に持って帰ってくる(あるいはおじいちゃん・おばあちゃんにプレゼントしてもらう)こともできますが、日本からドイツのAmazonで注文するのも、とても便利です。Amazonは、商品を付加価値税なしで(書籍の場合7%、DVDやビデオゲームの場合19%)送ってくれます。さらに、日本への送料は、どれだけ買おうが、一回の注文につき14ユーロとなります。 一度にたくさん注文するのが得です。たとえば、DVDを88ユーロ(19%分、つまり付加価値税は14ユーロ)購入した場合、この税金は差し引かれます。もちろん、送料が14ユーロかかるわけですが、差し引きで、このDVDは、ドイツでの購入した場合と同じ価格になります。88ユーロ以上注文すれば、付加価値税分、節約も大きくなります。書籍やDVDだけでなく、他の商品も一緒に注文できます。 Amazonからは、通常、小包で(いくつかの箱に分けて送られてくることもあります)送られてきます。日本へは4~10日ほどかかります。Amazonではいろいろな商品が売られていますが、もちろん、配送対象となるのは、本やビデオ、DVD、CD、ビデオゲーム、盤ゲームだけです。一部の大型商品は対象外です(明らかに規定送料では不足するようなものです)。 筆者には、タダで、Amazonの宣伝をするつもりはありませんが、ただ日本からドイツのDVDやゲームをリーズナブルに購入する方法の一つとして、ここで紹介しておきたいと思っています。同じようなあるいはもっと良い条件で購入できるのであれば、ぜひマウスグルッペまでその情報をお寄せください。 ところで、マウスグルッペのメディアテークでは、たくさんのDVDが貸し出し可能です。 (2010年9月現在) 人気のあるアニメ映画やアニメシリーズ関連のDVDリスト (園児向き) __MCE_ITEM__· Oh wie schön ist Panama (Janoschの本より). 旅と友情にまつわる、とても素敵な映画です。アニメーション技法としてはやや古いです。定番の音楽(2006,年・70分) __MCE_ITEM__· Urmel aus dem Eis, und Teil 2: Urmel voll in Fahrt (2006年と 2008年・各80分)。コンピューター: 2つともコンピューターによるアニメーション。多分、今の子たちにとっては、人形劇のウルメルよりも、こっちの方がいいのなかと思います。動物たちは、いつもきちんとした発音をするわけではありませんが、良い映画です。 __MCE_ITEM__· Der kleine Eisbär (映画・2001年・70分), 定評のあるアニメです。 第2編もあり(2005)。他にも、短いエピソードからなるDVDもあり。 __MCE_ITEM__· Die kleine Raupe Nimmersatt. 絵本とまったく同じ文章。絵と一緒にゆっくりと読み聞かせるのに。他の本と併せてDVDに収録(35分)。 __MCE_ITEM__· Briefe von Felix. エピソード数本(各10-12 分) を1つのDVDにまとめてあります。非常にゆっくりと話している部分もあり、理解しやすいです。 __MCE_ITEM__· Bob der Baumeister. 5つエピソード (各10 分) を1本のDVDにまとめてあります。台詞によっては、かなり早いやりとりがありますが、何度も繰り返されるので、印象に残ります。 __MCE_ITEM__· Benjamin Blümchen. 1つのDVDに2 本 (各25分)ずつ収録しているものがほとんどです。お話しのCDだけでは我慢できない子どもたちには良いでしょう。 __MCE_ITEM__· Winnie Puuh 123, die Welt der Zahlen entdecken. 数え方の勉強に良いDVDです(34分)。昔ながらの映像。音楽もたくさんあって、コンピューターアニメのプーさんより質的に良い。 __MCE_ITEM__· Tom und das Erdbeermarmeladebrot mit Honig. それぞれ6本ずつ短編フィルとゲーム1つを収録した 2本のDVD。とても簡単だけど、考えてあります。2本めのDVDのゲームはあまり変わり映えがしませんので、1本目の方がいいかな。 __MCE_ITEM__· その他、もちろん、親世代が1970年代に見ていた、しかも今でも子どもたちが喜んで見ている昔ながらのアニメとして、ジャンブル・ブック(Dschungelbuch)をはじめとするディズニー映画、さらには、みつばちマーヤの冒険(Biene Maja)、アルプスの少女ハイジ(Heidi)、小さなバイキング・ビッケ(Wickie und die starken Männer)などがあります。
|
| 最終更新 2011年 2月 09日(水曜日) 13:26 |





